プロシェフもご愛用、パリの一流フード食材トップ3を手に入れよう!

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美食の街パリは、美味しい料理を生み出すために欠かせない食材、素材、ソース、調味料が豊富です。中には、パリでしか手に入らないものもあるためか、世界中のシェフや料理のスペシャリストたちはこぞってパリにやってきます。

プロのシェフさえ魅了する、食材や素材とはどんなものか。数ある中から、ここではフランスを代表する3つの素材とその使い方をご紹介します。

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MAILLE – マイユ

フランス中部のディジョンはマスタードで有名な街です。この地で「MAILLEマイユ」の創業者、アントワーヌ・クロード・マイユ氏はたゆまない探究心と完璧主義の気質を発揮、色々な素材をミックスしながらマスタードを極めていきます。

マイユは、素材のうまみを最大限に引き出すマスタードを次々と生み出し、ルイ15世の目に止まります。さらに、ルイ15世がお土産として贈ったことがきっかけで、マイユのマスタードはヨーロッパ各国の皇室御用達となり、今でも人気は継続中です。

1947年マドレーヌ広場にパリに1号店ができました。このマイユ本店のマストは、日本では手に入らないフレッシュ・マスタードです!


鼻にツンとくる辛さからマスタードを料理に使う習慣がないという人も、フレッシュ・マスタードの香りと味にはきっとハマるはず。とりわけマイユ製品は完成度が高く、まろやかなコクには定評があります。

ピンク、ブラック、グレイのマイユオリジナル陶器のポットに、まるでビールみたいにポンプから注がれるマスタード。パリジャンの定番は、シャブリとシャルドネワインのフレッシュ・マスタードです。黒トリュフ入りのコレクションや、季節限定の白トリュフも人気です。

ポットのサイズは3種類ありますが、常連パリジャンの中には500gサイズの「マイポット」持参の人も少なくありません。

瓶入りマスタードは、ポンプ・マスタードのほかにも色々な種類が揃っています。テイスティングコーナーがあるので、風変わりなカシスやチリピーマンなども試食して、自分のテイストにあったものを見つけて下さい。

お土産には季節限定品やマスタード2~5個のセットの他に、自分で選んだマスタードを入れたギフトボックスもおすすめです。

マスタードを肉や魚料理に添えたり、ソーセージやポテト、サンドイッチにつけるのは日本でもおなじみの使い方ですが、フランスでは手作りサラダドレッシングのベースにもよく使います。

コーヒースプーン1杯分にオリーブオイルを少しづつ加えながら混ぜていき、3~4滴のビネガーと1つまみの塩で味を調えると出来上がりです。

食材の持つ本来のテイストを引き出してくれると大人気のマイユのマスタード、欠かせない食材の1つとしておすすめします。

MAILLE – マイユ
住所 : 6 Place de la Madeleine 75008 Paris
電話番号: +33 (0)1  40 15 06 00
営業時間: 月〜土曜日:10:00 − 19:00 日曜日:11:00 − 19:30
定休日: なし
アクセス:メトロ8, 12, 14号線 Métro : Madeleine 駅
https://fr.maille.com/

OLIVIERS & CO – オリヴィエ・アンド・コー

OLIVIERS & CO – オリヴィエ・アンド・コーは日本でもおなじみの大人気南仏コスメ、ロキシタン創業者がリリースしたオリーブ・オイルの専門店です。

1000年以上生きるというオリーブの木は、効果効能の高さから世界中が注目する食材です。高いニーズに応えた結果、現在パリだけでも8店舗、世界15か国で店舗を展開中です。

オリヴィエ・アンド・コーの成功の秘訣は、毎年ゼロから始めるオリーブ農家の選出でしょう。

オリーブ・オイルはその年の気候や育て方によってテイストが変わります。オリヴィエ・アンド・コーは、地中海各国のオリーブ農家の中から、厳しい基準リストを満たすパートナーのみを毎年選考しているのだとか。たとえ前年のパートナーだったとしても、今年は基準リストに満たない場合は選ばないほどの厳しさです。

原料から全ての製造過程までがお客様にわかるように、全てのラベルには生産国、土地と生産者の名前、収穫の日付、オリーブの木の種類を記載しているという徹底ぶり。

オリヴィエ・アンド・コーのコレクションは、“エクセプショナル、クラシック、アロマ”の3つのテーマに分かれています。

一番のおすすめは、エクセプショナル・コレクション。オリーブ・オイルのソムリエが300種類くらいをテイスティング、中から30種類ほどを厳選した逸品です。再生産も不可能なため、ワインのように当たり年の人気のものは、早々と売り切れることもあるのだとか。

エクセプショナルのオリーブ・オイルはパンにそのまま付けて食べたり、野菜のグリルにさっとかけてオイル自体のテイストを味わってみて下さい。

クラシック・コレクションは、毎日の食卓用です。スペイン、フランス、イタリア、ギリシャ、ポルトガルなどその国々の土地の風味をそのままに残し、あらゆる家庭料理にも合うセレクションとなっています。

マスタードといっしょにサラダドレッシングに使われるのも、このクラシック・コレクションです。

アロマ・コレクションは素材のフレッシュ・アロマを昔ながらの方法で抽出し、香りを高く保存したもので、合成化学香料は一切不使用です。

ニンニクやタイム・フレーバーは魚料理、肉料理両方に風味を添え、バジリコはトマトとモッツァレラチーズのサラダによく合います。チョイスに迷う場合は5種類のミニフレーバー・オリーブ・オイルセットで試してみるのがおすすめです。

「常に最高品質のオリーブ・オイルのみを提供する」というオリヴィエ・アンド・コーのこだわりの限定品は、一度使うと病みつきになりますよ。

OLIVIERS & CO – オリヴィエ・アンド・コー
住所 : 81 Rue Saint-Louis en l’Isle 75004 他パリ市内に6店
電話番号: +33 (0)9 71 34 25 07
営業時間: 月曜日:13:45 − 19:00 火〜日曜日:11:30 − 19:00
定休日: なし
アクセス:メトロ7号線 Métro : Pont Marie 駅
https://www.oliviers-co.com/

MAISON DE LA TRUFFE – メゾン・ドゥ・ラ・トリュフ 

黒いダイヤモンドと呼ばれるかぐわしいキノコの王様、トリュフ。世界3大珍味の1つなのは、ご存知のとおりです。

MAISON DE LA TRUFFE – メゾン・ドゥ・ラ・トリュフ」は1932年オープンの老舗、トリュフのエキスパートと自負するレストラン・ブティック。

雰囲気も抜群で世界中の美食家やセレブもやってくるというレストランも大人気ですが、今回はエピスリー部門のブティックをご紹介します。

シーズンやストックによっては、トリュフ丸ごとを買うこともできますが、家庭料理に気軽に使ったり、お土産としても評判の高いものはトリュフ・ソルトでしょう。

白トリュフは黒トリュフよりも更に珍しく高価ですが、香りが鮮烈なのでトリュフが初めてという人には黒トリュフ・ソルトがおすすめ。瓶をあけるだけで黒トリュフのほのかな香りが漂い、天然のゲランド・ソルトとは絶妙なマッチングです。

料理に合わせて最初はひとつまみ。その後、量を少しずつ増やして、香りとテイストを調整していくようにすれば失敗しません。ふだんのお塩の代わりにトリュフ・ソルトをちょっとかけるだけで、料理の香りとテイストが深くなり、高級な味に早変わりすると大人気です。

もう一つの注目品は、トリュフのマヨネーズ。ちょっと意外と思われるかもしれませんが、ポテトやサラダにもとても相性が良く、シンプルな素材に一味加えてくれるすぐれモノです。

黒トリュフのかけらも入っていて、クリームのようにまろやかな口当たり。サラダ・ドレッシングとして使ったり、野菜スティック、トーストに添えると、トリュフのうまみと香りがみごとに生かされた一品が仕上がります。

こちらのブティックでは、レストランで人気があるタグリアテル・パスタやリゾット・ライスなども販売しているので、メゾン・ドゥ・ラ・トリュフのテイストを家庭でも楽しむこともできます。

ほんの少しの量でも、隠し味として大活躍してくれるトリュフ素材を是非試してみて下さい。

MAISON DE LA TRUFFE – メゾン・ドゥ・ラ・トリュフ
住所 : 19 Place de la Madeleine 75008 他パリ市内に1店
電話番号: +33 (0)1 42 65 53 22
営業時間: 月〜土曜日:10:00 − 22:30
定休日: 日曜日
アクセス:メトロ8, 12, 14号線 Métro : Madeleine 駅
https://www.maison-de-la-truffe.com/

 

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